スウェーデンの年末年始に欠かせないのが、募金。年末年始に限らず、スウェーデンでは、年から年中募金しており、ちょっと前は、癌のだった気が。。。その中の一つに、先週の10日に始まり、昨日終わった、Musikhjälpen(音楽で支援)というのがあります。今年のテーマは「Alla har rätt att funka olika」で、意味を簡単に訳するならば、みんな違ってみんないいという感じで、「誰にでもその人なりに生きる権利がある。」と、貧しい国の障害者をテーマにしています。
このMusikhjälpenは、2008年に始まったもので、毎年、クリスマス前に行われており、毎年テーマを設けて、プロジェクトのためのお金を集めるということを目的としています。もともとは、Serious Requestという番組だったようです。毎年場所が変わり、今年は、南の学生の町、ルンドでした。ルンドの大広場にガラスでできた建物が置かれ、その中に、番組の進行係が3名、24時間6日間ぶっ通しで、テレビとラジオ放送を続けるというもので、記憶が正しければ、絶食?して行うとかだったと思います。視聴者から寄付を募り、寄付して、そのお礼というわけではないけれど、好きな音楽をリクエストできるというもので、今年一番リクエストが多かったのは "Shallow" とありました。
年によってテーマが異なるのですが、今年は、障がいがある人をテーマとしており、うちの学校でもクリスマスマーケットの収益の半分を寄付しました。金曜日に市にある銀行までいって、寄付をしてきました。1400krでした。また、就労型の施設が市内に3か所あるのですが、そこもかなりがんばって寄付を募り、集まった寄付金をルンドまで届けにいったそうです。日本の24時間テレビに近いイメージの番組です。サイトによれば、5055万204クローネ集まったとのことでした。サイトでは、いくら寄付すると何になるか知ることができて、例えば、うちの学校の1400クローネは、車いす1台分だそうです。いろんなプロジェクトで世界の多くの障がい者のために使われることを願います。
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