とりあえず、バタバタしながらも飛行機のチケットを買いました。そこで、まず、大満足。これで終わってはいけないと、思いついた人々に帰国しますよメールを送りつけ、なんと、嬉しいことにみなさん返事をくださる。。。ありがとうございます。せっかく1ヶ月も帰るので、日本を離れて長く、もう現状がわからない日本の特別支援教育の勉強ができないものかと考え、ツイッターやフェイスブックで情報収集、恩師や、同級生にもメールでアドバイスをお願いし、現在計画を立て中です。
私はどちらかというと日本の夏よりもスウェーデンの夏が好きで、家でダラダラ過ごすのが一番と思っているのですが、今年は日本にそろそろ帰らないとと思っていました。理由は、自分の日本人としてのアイデンティティの確認が必要かと思ったから。スウェーデンで長く暮らし、職場がスウェーデン人だらけで、その社会に染まっていると、大抵のことはうまく流れるし、いいのだけど、今年はいろいろあって、自分が周りのスウェーデン人とはちょっと違うとかなり自覚し、(当然なのだけど、でも日々忙しいと気がつかない。)自分のルーツに帰りたいと思った次第です。特別支援教育に関しても、日本人といえば、日本のことを聞かれるし、比較してとか質問されますが、日本を離れて15年も経つと浦島太郎で全くわからない。。。
例えばだけど、未だに慣れないスウェーデン文化が、あのイースターとかちょっと長い休み明けに繰り返される「挨拶のセレモニー」。
休み明け、同僚たちと、ハグをし、
「休みどうだった?」
「楽しかった」
「元気?」
「元気よ」
この一連のセレモニーを何人とも繰り返します。疲れる。。。私はこの人という人ならいいけど、同僚たちと挨拶が延々と繰り返されるのは苦痛。
挨拶といえば、「元気か、体調どう」という、英語の「How are you?」と同様の表現がありますが、これも正直に答えてはいけない。知らなかった頃は、疲れていれば、疲れているとか答えていたのだけど、返される反応がイマイチなことがあり、主人に話すと、それは挨拶だから、全て「元気よ」で返すのだと教えられ、疲れているとか答えたら、自分は相手よりも大変な仕事をしており、重要な人物だという印象を与えるとかでよくないと。それからは、こんな挨拶どうでもよくなり、おきまりの文句を答え、天気と犬の話をしたらおしまいに。でも、なんか薄っぺらいよねー。と自分で思ってみたり。
と、だいぶ減ってはいますが、常に文化の違いを感じて暮らしているので、久しぶりに日本に帰るのは楽しみです。家族や友人に会うのもすごく楽しみです。そして、私は日本でも逆カルチャーショックを受けてくるんだろうと思うのです。