有資格者が、ガクッと減る特別支援学校
教員免許を持っていても特別支援の免許まで持っている教員は少ない特別支援学校。うちの学校でも少ないです。もともと教員不足の上に、ダブル免許がいる特別支援学校の教員、一人辞めると補充が見つからず、アシスタントが場つなぎをすることも多々あります。場つなぎならいいけど、そのまま数年ということも。で、上記のように、無理だろうと現場で言われていた通り、ぎりぎりになって、2021年まで伸ばすと。でも、たった3年で何が改善できるのか不明。。。
教員免許はいらない論
時々耳にするのが、これ。教員免許いらない論。実力があればいいという。そうなったら、中卒や高卒でも実力あれば教えていいということだろうか、それとも、大卒ならいいのか。この論が出ると、私はいつも、「盲腸の手術、医師免許ない人にやってもらう?」という感じの問いをして返します。なんで、教員は専門性が認められにくいのだろうかと思ってしまう。特別支援学校も有資格者率がとことん下がっており、もう免許なしで十分になってきていて、そうなると、下手に専門性でもかざすと、風向きが悪くなったりして、できる先生は余計に学校社会から離れていくという悪循環のような。。。。偏見だといわれてもいいが、教育、特別支援教育を勉強していない先生は、長い目で教育をしていくことが苦手な人が多いと思う。目先のできることに目が行き、長い目で見たら、経験させてあげるといいことを援助で補いすぎる傾向にあると思う。
9月に選挙があるスウェーデン、特別支援学校を話題に挙げる人はおそらくいないだろうが、新政府になったのち、2021年までに何とかこの問題に明確な手立てを打ってほしい。生徒たちのために。
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