「上がいなかったということがよくわかる組織」
と、お褒めの言葉?!をいただいています。新しい校長と新しい組織で、学校教育の発展に関わる仕事を第一教諭としてもしていくことになっているのですが、こちらは、何からとりかかるかなど、いろいろと決めなくてはならないこともあり、まだ、動き出したばかりです。スウェーデンの特別支援学校は、一応、2018年秋学期からは、有資格者が先生をするとなっていますが、うちは、無免許の先生が多いので、そのあたりも懸念事項です。今週は、うちの学校でも、保護者向けの新年度の説明会がありました。小中学部と別れたこともあり、生徒12名の保護者、3名が参加してくださり、穏やかな保護者会でした。この保護者説明会、スウェーデンでは、就学前学校から高校まで普通に行われていています。ほとんどの人が働いているスウェーデンでは、こういった学校での保護者向けの会などは、夕方から夜に行われることが多く、うちの学校は、18時からでした。で、今年は、この保護者会、開く必要はないのではないかというのがSNSを中心に話題になっています。実際には、どこにも開かなくてはいけないという規定はないので、おそらく、伝統的に学校ではこういった説明会を開いているということなんでしょうね。昨今、スウェーデンでも教員の過重勤務が話題になっており、夜に行われることが多いこういう会議も、必要性の有無が問われるのでしょう。
ちなみにうちの学校では、保護者が誰も来ない可能性が高いから、やらなくてもいいんじゃないかという感じで話がされ、一時は保護者に確認しようかとなったけど、おかしいだろうとなり、結局、お知らせの文書を事前にもう一回流しました。当日、時間に来てくれたのは、私の生徒の親さん一人で、もしかすると一人かも?!と思われたのですが、職員側は校長含めて5名なので、威圧的な保護者会って感じですが、結局、遅れて2名さんかしてくれて、アットホームな感じに終わりました。例年、小中学部の親さんのほうが参加者が多く、高等部くらいになると大体わかっているという感じで、参加を見送られる方も多くいますし、施設に子どもを預けている保護者は近くに住んでいないので、参加をされない方も多いのです。
保護者会が終わったので、次は、今年度の個人教育計画を立て、個人懇談の準備にとりかかります。院のレポートが2つのこっているので、それをこなすのも課題です。たまっていたメールなどの所要を済ませ、衣替えも済ませたし、よい週末となりました。みなさんもよい週末を!
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