2018年7月7日土曜日

スウェーデンの学童保育について

  夏の間だけでも書こうと思ったブログですが、やっぱり間が空いてしまいました。日本語の勉強にもなるし、頑張って書こうと思います。日本は大雨のようで、姉妹校のある東広島市も被害が出ているようで心配です。地元、岐阜県も大雨で、心配です。雨が降り続け、被害が拡大している日本とは対照的に、こちらスウェーデンは水不足が叫ばれています。なかなかうまくいかないものです。

 今日は、スウェーデンの学童保育の紹介を少し。学童保育は「Fritids、Fritidshem」と呼ばれ、発音は「フリーティース」となります。スウェーデン語の意味は、余暇、自由時間みたいな意味なので、「余暇、学校がない自由時間の時の家」みたいな感じになります。就学前学校、幼稚園から6歳児教育(*こちら義務教育になりました)に入ると学童保育が始まりますので、一般的には、各小学校に学童は併設されていて、職員も学校と学童の両方で働いています。学童はだいたい朝6時半からのところが多く、6時半から8時くらいの始業までの時間と学校が終わってから夕方の18時くらいまで開いています。学年によって授業が終わる時間は異なるのですが、早いと12時くらいには終わるので、そこから学童になります。


義務教育のカリキュラムに学童の項目が追加

今まではすべての学校に当てはまる、カリキュラムの1,2章が学童にも適応ということにされていましたが、2016年7月1日より、就学前教育/6歳児きょいくとともにカリキュラム第4章に学童保育が加えられました。これにより、学童保育は、放課後に子どもたちがただ遊ぶ場所というだけでなく、学びの場であるということが明確になりました。


学童の先生にも教員免許

スウェーデンの学童の先生の資格で一般的なのは「Fritidspedagog」になります。大学で3年間勉強するととれる資格ですが、今まで教員免許がでませんでした。このことは問題として取り上げられることがあり、ほかの教員が免許を持っているかいないかでお給料が変わってくることや専門性に対する敬意などもあり、学童の先生にも免許をという声が強くありました。これを受け、2018年8月より免許法が改正され、学童保育の先生にも免許が出るようになり、2019年7月1日より、学童に有資格者を置くことが義務付けられることとなりました。


スウェーデンでは、両親共働きの家庭がほとんどであり、学校の授業時間も12時から14時で終了する場合が多いので、子どもたちが学童で過ごす時間が長いです。その時間をいかに学びの場として子どもたちの健やかな成長に活用できるかは大きなカギであると思います。学童の有資格者率は低いというのが現状で、今後、学童の意味と目的が見直され、免許制になることによって、より質の高い学童になるとよいと思います。



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