まとめ記事(作成中) リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 投稿数がかなり増えて、知りたいことがすぐに見つからないということも多いかなと思いまして、まとめ記事を少しずつ作成していきますので、ご活用くだされば幸いです。スウェーデンのインクルーシブ教育についてスウェーデンの学童保育について リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
どの国の教員も働きすぎ?! スウェーデンの「教員がやらなくていいことリスト」 みなさん、こんにちは!少しずつブログの更新をするようになり、コメントをいただけるようになり、大変うれしく思います。本当にありがとうございます。休暇中ですが、臨時職員登録をした成人の障害者のグループホームで働いたり、自営業の方で、お仕事をいくつかいただいたりと忙しくしております。声をかけていただけることに感謝するばかりです。今日は、スウェーデンの教員組合が出した「教師がすべきでない業務」を見ながら、教員がいかに「教える」という本質的業務に遂行できるかを考えてみたいと思います。 1. どの国の教員も業務過多傾向 日本の教員は「ブラックだ」と聞きますし、教員のなり手がいないという現状も見聞きします。スウェーデンでも、教員はあまり人気のある職業とはいいがたいです。スウェーデンは深刻な教員不足だった時期もあったのですが、お給料を改善したり、キャリアアップ制度を作ったりして、持ち直したのも束の間、また別の問題が起きています。日本の教員に比べれば、職務も整理されている感じがしますが、やはり「教えること」以外の業務が多いのは、変わらないと思います。また、この周辺業務と書いた部分の仕事の中に、実は、教える上でとても重要だと思われる部分があるのも確かですし、教員の仕事は、探せば探しただけあるというのが私の経験で、いかに自分でこれはしないと決めるかも重要になってきます。このあたりは、「教師」という職業の特性ともいえるかもしれません。しかしながら、こうした周辺業務をきちんと整理しないとによって、本来の教員としての仕事が十分にできないという現状は、更なる教員の離職を促進してしまう危険性もあり、こうした議論は重要であると思います。 2.スウェーデンの「教員がやらなくていいことリスト」が出た背景 このリストが出てきた背景には、「幼稚園教諭及び教員の業務時間に関する規制と事務負担の軽減に関する調査」というのを国が行ったことにあります。先日、 スウェーデンの義務教区が10年生になるという記事 を書きました。この改革に伴って行われた調査で、就学前クラスで働く幼稚園教諭と教員の授業時間数をどのように規定するかなどを分析して提案することを目的とし、前々から言われている教えること以外の事務作業を削減して、授業や授業に関連する業務に充てる時間を確保していく狙いがあります。特に、よりよい授業をするため... Read more »
スウェーデンの性教育の歴史とは 今日は、 スウェーデンの性教育の歴史 を振り返ります。 背景 性教育の名称変更 性教育の歴史 についてみていきます。 1.背景 スウェーデンの義務教育のカリキュラムが、今年の7月1日より改訂されました。今回の改定には、いろいろポイントがありますが、中でも注目されるのが性教育。私も春学期は新カリキュラムの内容についての研修、他の学校の先生との話し合いがありました。夏の休暇中に、今一度、学校庁のサイトなどから勉強し直しています。ブログでは、アウトプットの意味もかねて、少しずつ紹介をしていきます。その第1弾が性教育です。 2.性教育の名称変更 性教育 と書きましたが、今回の改訂で、これまで 「Sex och samlevnad(セックスと共に生きる)」 と言われていたのが、 「 Sexualitet, samtycke och relationer(セクシャリティー、同意と関係) 」 に変わりました。この名称の変更を読んでいただくとわかるように、時代の変化に合わせて、セックスを教える性教育から、多様な性、同意の意味、そして、互いの関係などを教えるというものに変わりました。 3.性教育の歴史 だいぶ前に教員組合(Läraren nr 9-2021) の雑誌に、性教育特集が載っていたので、その中の歴史の部分を紹介していきます。この特集もとても勉強になったので、少しずつ紹介できればと思います。時は遡り、1778年より始まっています。 1778年:未婚の女性が匿名で出産できるようになる。それまでスウェーデンでは、父親の名前を言わなければならなかったが、これにより、助産師が父親の名前を聞くことが禁止される。 (1842年:国民学校が設立し、学校教育が始まる) 1897年:スウェーデン初の女医による「性の衛生」の講義が教員養成で行われる。 1908年:スウェーデン国会で「性教育者(性に関する教育者)」の名前が使われる。 1910年:避妊薬の情報を禁止する「避妊薬法」制定 1918年:性感染症に関する知識を広める必要性があるのではと、1921年に出された性教育の提案にも盛り込まれる。 (1921年:女性に選挙権が与えられる。) 1933年: RFSU(Riksförbundet för sexuell upplysning スウェーデン性協会) ができる。強制不妊法が制定... Read more »
本で知ることができない、スウェーデンのインクルーシブ教育とは【2017年版】 この投稿は、2017年2月26日と27日 のものを更新して、再投稿しています。 2022年7月16日に、初の単著 「医療・福祉・教育・社会がつながるスウェーデンの多様な学校~子どもの発達を支える多職種協働システム」 を刊行。是非ご一読を😊 このブログで、最も多くの方が読んでくださった投稿の一つが、この「スウェーデンのインクルーシブ教育」についてです。今の情報に書き直すのも一つかなと思ったのですが、インクルーシブ教育の変遷として、この投稿をオリジナルで残しながら、読みやすい形に直し、「2017年」とタイトルに入れることにしました。情報は、2017年現在のものになります。最新の2022年情報も今後新たに投稿したいと思います。 1.スウェーデン語のインクルーシブ教育とは スウェーデン語で、インクルーシブ教育のことを 「Inkludering(インクルデーリング)」 と呼ぶのが一般的です。インクルーシブ教育の行われている学校を「Inkluderande skola(インクルデーランデ スクーラン)」と呼んだりします。 2.スウェーデンのインクルーシブ教育の定義とは どんな学校のことをインクルーシブ教育と呼ぶかというと、 2013年に出された特別支援教育専門機関 によれば、 様々なレベルでの帰属感、共通意識がある たった一つのシステムであること(「普通の」生徒と「そうでない」生徒に分けたシステムでないこと) 共通、同等の民主主義があること 生徒たちの参加があること 「違い」が良いものとして捉えられていること とあります。 上記のことが普通のこととして行われている学校がインクルーシブ教育を行っている学校ということになります。 3.スウェーデンの学校はインクルーシブ教育を行っているの? 実際にスウェーデン中がこういう学校なのかというと、「そうです」と即答できない難しさがありますが、スウェーデンのインクルーシブ教育は、 一人一人の子どもが持っている能力を最大限に伸ばすことができる、学びと発達の権利を保障したインクルーシブ教育の形 であると思います。しかしながら、特別支援学校があり、知的障害があるかないかによって分離されたうえで、親の希望により、基礎学校の学びが提供されていることや、特別学校という聾・聾重複の学校がある(盲学校はない。)ことにより、... Read more »
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