日本でも学童保育が一般的になってきました。社会の変化に合わせてシステムが変わっていく、作られていくことは重要であるので、日本の学童保育の今後が気になります。スウェーデンの学童保育も、時代とともに変化をしています。
そんな学童保育について学校局が行ったアンケートをまとめたレポートが発表されたので、それについて少し書こうと思います。学童保育に関しては、2年ほど前に新しいカリキュラムが導入されましたので、現状はどうなっているのか気になります。来年からは、学童保育の職員にも免許制が導入されますし、スウェーデンの学童は職員の専門性を促進し、より学びを中心としたものに変わっていくことになります。
レポートによれば、予想はついていましたが、現状は新カリキュラムを実行できるような状態ではないということで、特に自然科学系、デジタル化に関しては、それに対応できるだけの状況にはなっていないところが多いようです。ここ数年学童保育の状況は、あまりいい声が聞こえてこず、どこもかなりの人数の子どもを少ない職員で見ていると聞いています。
4人に3人は、準備時間が週に数時間と答えており、十分な準備をする時間がないことは、就学前学校同様に大きな問題のようです。こういった問題はすぐには解決しないので、こうしたレポートや研究、地道な校長との話し合いなどをつんでいくことにより少しずつ改善されていくものであると思います。
学童保育も私にとって大変興味のある分野の一つで、調べてみると、大変興味深いと思っています。特に特別な支援を必要とする子どもの状況や、うちのような学校の学童などもどういう状況なのか気になるところはたくさんあるので、いつかやってみようと思う今日この頃です。
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