2020年2月1日土曜日

スウェーデンの幼稚園のおむつ問題勃発中

 妹たちの子どもが保育園に通っていた時に不思議だなあと思っていたのが、おむつに名前を書いたり、おむつをもって帰ったりしていたこと。その子たちも大きくなり、年末年始には姪っ子が3人遊びに来てくれました。その昔、といっても、なんともう10年も前!に私がスウェーデンの幼稚園で働いていた時は、園におむつがあり、それを使用していました。ということで、子どもたちが持参するということはなかったということになります。

 2019年11月にストックホルム郊外のコミューンにある民営の幼稚園が親に保育料を上限まで支払っている保護者におむつ代の負担を要求したことは、法に反しているという判決を行政裁判所が下しました。すでにおむつを支給し始めているコミューンもあるということで、そうか、スウェーデンでもおむつは支給されていないところがあったんだなあと思いました。ストックホルム、ストックホルム近郊のコミューンの多くはおむつは園で支給という形が多いようです。判決は明確で、おむつ代は不正な請求を親にしているとあり、高等行政裁判所も同様の判決をだしたとあります。最上限度まで保育費を負担している場合に、それ以上の費用を請求するのは違反と。

 あるコミューンでは、おむつ問題に注目しつつ、これまで同様におむつは持参してもらい、支給はしないとあり、やっぱり、おむつ支給されていないところが国内にはあったんだと。すっごい違和感あるのですが、私がスウェーデンの文化に慣れすぎたからかしら。フェイスブックの議論を読む限り、半々くらいかなという印象を受けます、この問題。おむつの合うあわないもあるし、持参でいいのではというかたもやっぱりいました。

 うちの学校の生徒はおむつを使用している子が多いのですが、こちらは、生徒持参です。それぞれサイズも違うし、おむつ代は別のところから出ており、年に何回かの支給型になっていたはず。また、保護者に聞いてみようと思います。

 今回の幼稚園おむつ問題は、今のところ、スウェーデンのコミューンとレギオンの組織が、判決が出たのは、上限まで保育費を負担している保護者への更なる費用請求の違反ということで、おむつ代を幼稚園がもち、支給しなければいけないという判決ではないということで、組織としての方針は出していません。このSKLは大きな力を持っているので、ここが方針でも出さない限りは、コミューンは今までの慣習に合わせていく、もしくは、コミューンの縮小財政により、親に持参させる園が増えないとよいのですが、今後どうなるか気になるところです。




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