2016年7月2日土曜日

ストックホルムのおすすめカフェ:特別支援教育編

 休暇に入り、あの忙しかった生活は存在しなかったかのように、のんびりした毎日を送っています。ブログの更新頻度がグーンと減ったここ1年ほど、何度かもうやめようかと思いましたが、ブログを通じていろんな方から連絡をもらえるので、やっぱり続けようかと。そんな出会いが今回もあり、その方と一緒に障害を持った方が働いている、デイケアセンターのカフェに行ってきました。ということで、ストックホルムのおすすめカフェ、特別支援教育編として、紹介したいと思います。

 場所は、ストックホルム中央駅から歩いて20分ほど、地下鉄やバスを利用することも可能な、ストックホルムの人々の憩いの場、Vasaparken(ヴァーサ公園)内にあります。デイケアセンターと訳して良いのか、いまいちわかりませんが、こうした成人の障害を持った方たちのための施設をスウェーデン語では、Dagilga verksamheter(ダーギリガ・ヴァルクサムヘテール、日々の活動)と呼び、いろんなタイプがあります。ここは、カフェの運営と庭仕事、音楽などの芸術グループとあるようです。年度末に前年度の卒業生が通っている施設に面談に行ったのですが、そこは犬の幼稚園がありました。日中犬を預かって散歩をさせたりする施設で、人気があるタイプです。そこは、ガラス製品を作成するグループなどもありました。こうした施設では、特色を打ち出して、できる限り、「仕事」をするように構成されています。

 カフェの名前は、「Café Katarinahuset、カフェ・カタリーナヒューセト」。ヴァーサ公園は、サッカー場もある大きな公園で、その一角の古い建物にありました。


 中はこんな感じ。可愛らしい、スウェーデンによくあるタイプのカフェです。ランチは、2種類から選べます。メインにサラダ、パンとコーヒーがついて80クローネ。


 言われなければ、ここで障害を持った方が働いているとはわからないかもしれません。職員もいるので、障害を持っている方はおそらく5から6名ほどだと思います。知っている人なら、わかるかもしれないのが、こんな絵の表示がちょくちょくしてあることでしょうか。


 これは、働いている人たちに使うものがずらっと並んでいました。ナイフはナイフ、フォークはフォークなどの絵もありました。


 いろんな方から問合せを頂くので、普通のカフェでのランチもいいけれど、この道ならではの場所でのランチもいいかなと思います。ここはストックホルム内でも立地もいいのですし、環境もいいので、興味のある方は是非訪れてみてください。夏の間は休暇で閉まることもあるかもしれませんので、事前に問い合わせておくことをお勧めします。電話するとその日のランチのメニューも教えてくれます。

Café Katarinahuset、カフェ・カタリーナヒューセト
住所:Eastmansvägen 35 vid Vasaparken
電話:08 302210
アクセス方法:地下鉄緑ライン Odenplan駅もしくはSankt Eriksplan駅下車、徒歩10分ほど。

2 件のコメント:

  1. 素敵なカフェの情報をありがとうございます。
    是非、今度行ってみたいと思います。
    開いているといいのですが…、7月に入っちゃったからお休みってことも十分ありそうですよね。
    行く前に電話してみます。

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    1. コメントありがとうございます。ぜひ、機会があれば!手作りのパンがあるのですが、すごく美味しかったです。たくさん選べるというカフェではないですが、穏やかな時間が楽しめると思います!

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コメントをありがとうございます。