2011年6月28日火曜日

子どものように扱われるSFIの学生たち

夏休みに入り、新聞の切抜きや教員組合からの新聞を整理していて、目に付いた記事の中からひとつ。

 子どものように扱われるSFIの学生たち

という題名で小さな記事が。私は、実はSFIには通っていないので、どんなところかまったく知りません。でも、たいていの外国人はスウェーデンにくると、このSFIというところに通い、スウェーデン語を学びます。SFIは「外国人のためのスウェーデン語」の頭文字をとったものです。

このスウェーデン語教育に関する批判もよく聞かれます。デンマークのような対応をするかどうかでももめていましたしねえ。で、学校検査局が調査に入り、結果によると、

SFIの先生は、子どもや若者に行うような教育授業方法を用いて授業を行っている、
現代的な技術を用いて授業を行っていない

と。

私はSFIの経験はないけれど、その後の、成人教育機関で高校卒業までのスウェーデン語は学んだので、そちらの経験をもとに考えると、確かに現在的な技術はあまりもちいておらず、時代遅れな授業だったように思います。

いろんな国からやってきた学生が集まるSFI、また、初めて通うことになる教育機関でもあるSFIでは、よりいっそう高度な教育方法が用いられるべきであると思います。これらの教育に関する研究もよりいっそう必要だと思うし、教師のレベルアップも必要だと思います。それらによって、外国人の失業率が少しでも減っていくのではないかとも思うのですけどね。

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