Entreprenörskap
これが、スウェーデンの新しいカリキュラムのキーワードであり、スウェーデンの教育のキーワードです。日本語に訳すと、
企業家精神
というところでしょうか。前回にも書いたのですが、時間がなくて詳しくかけなかったので、改めて書き直しています。
だいたい、この言葉、わたし発音できないんですけど。。。火曜日に研修があり、その際に話し合ったのですが、スウェーデン人にとっても発音も難しければ、意味もあいまいなようです。会議で、意味よりも、発音もできないわーとかますと、大笑いでしたが。。。
この言葉、教育でよく使われる、生きる力だとか、そういう意味があるようでないような言葉であり、こういった言葉は、その学校それぞれで話し合い、わたしたちにとってどういう意味があるのかを考えて違う言葉で置き換えておく必要があります。そういうことをこの間しました。
この企業家精神ですが、キオスクを作るというような意味ではもちろんありません。もちろん、レストランをたちあげるという意味でもありません。
学びに対する態度であり、教科ではないのです。
リスクを負うことを許され、
創造性に富み、
革新的で、エネルギッシュであり、
ネットワークを行使し、
問題ではなく可能性を見出せる。
ということらしいですね。これは、もちろん、Skolverket(日本の文部科学省に当たる仕事をしているところ)の受け売りで、わたしたちが考え出せた部分は少しもないのですが、こうして言葉にすると、確かに、自営業と公務員の違いみたいなものを考えます。
自営業をしているとやはり、常に前をみて、問題を可能性に変え、戦い続ける精神がないとやっていけないように思います。そういう精神をスウェーデンの教育は今後子どもたちにつけていきたいということなんでしょうね。
うちの学校に当てはまるとかなり、難しい部分があるが、それでも、こういう教育に対する姿勢、態度は無駄ではなく、わたしたちが日々行っている教育の中にあるのではないかというところで話し合いは終わりました。
今の日本の教育のキーワードってなんだろう。と思ったわたしです。
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