私は、現在スウェーデンストックホルム市の公立の基礎特別支援学校で勤務しています。これまでに、2つの基礎自治体の基礎特別支援学校で働いた経験があります。学校見学は、いくつも見てきているので、それなりに国内事情は知っているのではと思います。スウェーデンでも、学校によって教育の仕方や特色には違いがあり、それは、在籍している生徒のニーズに合わせてというのが、大きいように思います。今の学校で行われていない、前の学校で行われていた内容で思い出すのが、例えば、「車いすダンス」の授業。車椅子利用の生徒が多かったので、車いすダンスは、人気がありました。金曜日の最後の授業が車いすダンスだったときもあり、みんなでダンスを踊って終える1週間は、楽しかったなあと思いだします。生徒たちも笑顔がいっぱいで。
一番長く勤めていた学校は、まだ経済的に余裕があった時代で、ICTの先生が特別支援学校専任でいて、その人が行ってカラオケの授業もありました。衣装まで変えてノリノリでやっていたことを思い出します。ああいう授業もやっぱり特別な先生がいるからこそできるものという感じがします。
あとは、「アフリカ太鼓」の授業。どんなふうにたたいても楽しめるアフリカ太鼓を、職員でみんなで音楽博物館に学びに行って、授業に取り入れてと、思い出します。同僚たちと楽しんでいたなあと思います。
今の学校は、基礎学校と併設していて、その良さはありますが、経済的に一緒に運営されているので、たまに疑問に思うこともあるのが事実です。また、いつかそんなこともかければと思います。
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