あっという間に10日間。夏の休暇は、こうして、穏やかに、でも確実に過ぎていくのだなあと感じている今日この頃です。
夏の間にやろうと思っていることの一つに、昨年の夏に取っていた読み書きのコースの片方のコースの課題をやっていなかったので、それを提出して単位を取ることというのがあります。2コース取っていて、片方は最後のレポート出せたのですが、もう片方は断念し、持ち越したのです。その分をやろうかなと。こうして、後々課題をこなせるから、スウェーデンでフルタイムで働きながら、今までぼちぼち勉強を続けてこれました。(学部や学科によって、多少差があります。)
読み書きのコースですが、読み書きの発達についてを中心に勉強するコースで、昨年はいっていなかった課題図書が入っており、その中に興味深い内容がありました。それが、タイトルの「書くことは、民主主義」というもの。
読み書き計算は、学校で教える最も重要なことの一つであるのですが、この書くことというのは、民主主義に参加する土台をつくることにもなっているというもの。スウェーデンの学校で教員をしていると、この民主主義をいかに子どもたちに教え、実感してもらい、年齢と能力に合わせた形で実行してもらうかが、常について回ります。今回のコースでも、書くことと民主主義への参加の重要性が歌われていて、とてもスウェーデンらしいと感じ、また、書くことをこうした視点からとらえることの重要さを思いました。書くことの意味を勉強がてらまとめてみました。
書くことは、コミュニケーションであり、民主主義に参加する基盤であると弁論術と比較しながら、わかりやすく説明がされ、学校で教える基礎的な読み書きでも、この考えをもってして行うことは重要であると改めて思いました。
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