2020年11月21日土曜日

スウェーデン学校自治体ランキング

  久しぶりにブログを書こうかなと思った土曜日です。学校を変わり、教える生徒の障害の程度が変わり、コロナの感染状況が悪化し、バタバタしていた毎日、ちょっと落ち着きました。この間に、Youtubeチャンネルを始めたりと、新しいことに挑戦しつつ、改めて、ブログを書くことも力を入れようと思っています。とりあえず、文章は短くてもいいので、更新回数を増やすことを目標にしたいと思います。😅

 スウェーデンの教員組合が毎年行っている、スウェーデン学校自治体ランキングがこの間発表されました。スウェーデンには、コミューンと呼ばれる地方自治体が290あり、このレベルが教育と福祉を担っています。都道府県レベルにあたるレギオンは21あり、こちらが道路や医療関係を担当しています。290ある地方自治体を様々なバロメーターで見ていき、順位を毎年出しているのです。

ランキングの下になっているのは、教員組合独自の調査や統計、国の統計局の統計、学校庁の統計などになります。それをもとに、以下の10の指標で見ていきます。

  • 生徒一人当たりの教員配置数 
  • 有資格者率
  • 授業への職員数
  • 生徒の学力成績
  • 教員の病気休暇率
  • 教員の給与(公立)
  • 就学前学校の子ども率
  • 9年生の高校入学の関わるメリット値
  • 9年生の高校入学最低基準到達値
  • 高校課程修了率

順位は以下の通り。

上位5自治体

  1. Övertorneå
  2. Vadstena
  3. Vilhelmina
  4. Arvidsjaur
  5. Ovanåker
下位5自治体
286. Vansbro
287. Haninge
288. Borlänge
289. Gnesta
290. Tierp

どこもあまり有名なところではないので、有名な自治体を見ていくと、
ストックホルム:100位
ウプサラ:216位
ヨーテボリ:180位
マルメ:144位

という感じです。このランキングなんのためかというと、その自治体が前年度と比較し、成長度などを比べたり、教員が働く自治体を選ぶ時の指標にしたり、保護者が学校選びの際の指標にしたりとします。こうした比較は、いろいろ問題や課題もありますが、一つの目安としては、よいのではないかと思って、毎年眺めています。ちなみに、私が住んでいる自治体もはたらいている自治体もあまりランキングはよくなく、救いは、前年度と比べるとよくなっているくらいでしょうか。

と、今日は学校自治体ランキングを紹介しました。


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