ツイッターを覗いていると、スウェーデン、ついに1000万人に人口がなったようです。おめでとう、スウェーデン!そして、アメリカでは、トランプ大統領誕生しましたね。大統領の就任演説、ここまでしっかり聞いたの、初めてかも。。。アメリカの情勢にイギリスのEU脱退、世界情勢の不安定とグローバル化の歪みは、将来の不安を通り越してして、理解の範疇に無くなりつつあります。。。
今年は日本週間できないのではと、知人に聞かれるくらいゴタゴタしている学校ですが、今年も日本週間します!まだまだ、ボランティア募集していますので、興味のある方は、ぜひ!詳細はこちらを。
先日まで、冬休み中に書けなかった大学院の課題をこなしていました。母たちが来る前に仕上げようと思っていたのに、検査局の書類が舞い込み、ほぼ書き上げた!という時に、コミューンの担当者からさらなる質問が。。。そんなこんなで予定以上に時間がかかりました。今回の課題は、権力のプロセスと配分について。私は、自分の職場の中から、Elevassistent(生徒アシスタント)として働く人たちの権力プロセスと人生の選択について書きました。生徒アシスタントは、このブログでも何度か取り上げているけど、うちの学校では、私のような教員に生徒アシスタントが数名ついて、生徒の教育に当たっています。私には、現在4名のアシスタントがいて、その方達と一緒に日々の教育に当たっています。特別支援学校の場合、この生徒アシスタントが最もグループとしては大きくなります。
生徒アシスタントになる人たちの多くは、女性です。フルタイムでも働けますが、学校のある時間に合わせて75%との場合も多く、労働時間も8時くらいから16時くらいと子供がいても働きやすい時間になっていることもあり、女性が大半を占めています。年齢層はばらつきがありますが、小学校などのアシスタントは若い人が多く、特別支援学校では、年齢が上がって来るように思います。学歴で見ると、高卒の方が多く、保育士さんや准看護師のような介護士系の資格をもった人もいます。大卒の人は少ないですが、幼稚園教諭などで少数ですがいます。
生徒アシスタントの仕事は、明確な記述はどこにもなく、校長権限で採用が可能であり、校長がその学校に必要だと思う内容の仕事をすることになります。この不明確さが、低賃金、低地位の要因の一つであるように思います。不明確であればあるほど、キャリアを積むことも難しく、研修などの申請も難しくなります。生徒アシスタントは、教員との間にも力の差があり、そういった面から彼らの仕事をみていくことも重要であると思います。特別支援学校の生徒アシスタントは、教員が行う内容の仕事もかなり行うことになるので、(理由は1対1で行う授業を行う場合が多くあり、先生が自分で行うことは時間的に不可能であるし、日常の中に授業課題をちりばめてあるので、どうしてもアシスタントも教員と同じような知識が必要なって来るため。他の学校形態では、異なって来ます。)生徒アシスタントの地位を確立していくことは、生徒たちの能力を伸ばす上でも重要になって来ます。お給料が安く、すぐにアシスタントが辞めてしまうという事態は、子供にとってもよくないのです。
そんな内容をいろんなセオリーを使って書いていくのですが、大変でした。なんとか合格もらえるといいけど。生徒アシスタントに加えて、ここ数年注目を浴びているのが先生のアシスタント。特別支援学校よりも小中学校などで取り入れられ始めている職業で、その名の通り、先生が行う内容をアシストします。出席確認をしたり、休み時間の監督に出たり、遠足の準備や引率、コピー取りなど、事務員をするような感じでしょうか。特に資格は必要ではないと思うのですが、(まだ資格もできていない新しい職業だし)子供が好きなことと柔軟性は強く求められる仕事であると思います。こうしたアシスタントといかに上手く付き合いながら、仕事を行うかは、きっとどの仕事についても同じなんだろうなあと思います。