あっという間に9月も終わりに近づいています。昨日は、秋晴れのいい天気でしたが、今日は雨。ああ、秋だなという感じです。忙しいといえば、忙しく、この投稿、途中まで何回も書いては、また時間が経ってしまったと書きなおし、やっと書き終えた感じです。
今年は、受け持ちの生徒が5人で、そのうち4名が車椅子を利用している生徒です。去年よりも車椅子の生徒が増え、高等部の体の大きな生徒ということで、あちこち体が痛い感じが。。。本格的に筋トレしないと1年もたないかもしれないと思っている今日この頃です。
さて、今日の話題は、生徒へのアンケートについて。日本の学校にもあると思うのですが、スウェーデンの学校では、生徒にアンケートをとることがよくあります。公立の学校は、コミューンが一括して行っている場合が多く、生徒向けのアンケート、保護者向けのアンケートと行われます。私が働いているコミューンでは、決まった学年の保護者に向けて行われます。その結果をもとにして、学校教育の質と満足度を図ります。
こういったアンケートは、私が働いているような重度の障害を持った子どもたちの特別支援学校ではとても難しくて、生徒向けのアンケートは今まで行われてきませんでした。普通の小学校の生徒向けのアンケートに答えられる生徒は少なく、かといって、生徒数少なく、わざわざうちの生徒様にアンケートを作ってくれる様なことはなく、今に至って言います。
そんな現状をどうにかしようと、今年は、学級会のような授業があるのですが、その授業の議題の中に「楽しく学校生活が行われているか」というところがあり、そこで、生徒が答えた内容を書き留めておき、統計を取るということを思いつきました。生徒たちの答え方も3グループに分けました。グループは以下の通り。
グループ1:質問に自分で答えられる生徒
グループ2:質問に対する答え方に支援がいる生徒、コミュニケーションの仕方に支援がいる生徒
グループ3:現状では自分で質問に答えられないので、職員が代わりに答える
多くの生徒がグループ3になるのですが、毎日接している生徒なので、学校生活に問題がるようであれば、職員が気にかけているはずなので、職員が代わりに答えることが可能であると思います。それにこうしてでも、生徒一人一人の声を集めることは重要であると思います。
このアンケートを週1回、学級会の授業の時間に行い、その結果をまとめて、年度の最後のレポートで使いたいと思います。もしも、この方法がうまくいったら、来年はもっと質問項目を増やし、授業や学校の活動の内容の向上に繋げられたらいいなあと思います。
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