スウェーデン・ストックホルムの公立学校のヘッドティーチャーになる
この投稿は、旧ブログと過去投稿をリライトして投稿しています。 2022年7月16日に、初の単著「 医療・福祉・教育・社会がつながるスウェーデンの多様な学校~子どもの発達を支える多職種協働システム 」を刊行。是非ご一読を😊 あんなに、ブログを頑張って書こうと思っていたのに、あっという間に1か月😅。もう少し定期的に投稿しないとなあと思いながら、書いております。足を運んでくださった皆様、ありがとうございます。 何をそんなに忙しくしていたかというと、新学期が始まったというのも、もちろんなのですが、実は、スウェーデンストックホルム市の公立の最大の特別支援学校の、ヘッドティーチャーになりました。日本だと、主任教員とかいろいろあるのかなと思います。スウェーデンには、10年ほど前に導入されたキャリアアップ制度があり、種類は、2つ。 Förstelärare:ヘッドティーチャーと私は訳をしています。手当が月5000krつきます。 Lektor :講師という感じで、こちらは、最低でもマスターを持っていないといけなくて、月10,000krつきます。 この他に、ストックホルム市は、「発展教員」みたいな名前のもありますが、これは、市独自のもので、他の市にはありません。私が今回なったのは、上記のヘッドティーチャーです。2年前まで勤めていた学校で6年間、ヘッドティーチャーをしていたので、まさかの復帰。辞めた時は、もうなるつもりなかったので、まさか2年で復帰するとは、しかもストックホルムの公立学校で、夢にも思っていませんでした。 うちの学校には、ヘッドティーチャー何人もいますが、支援学校には今までいなかったので、今回は支援学校初となり、夏前に学校内公募がありました。かなりの数の先生が応募したので、まさか私がなるとは思っていなかったので、びっくりです。同僚たちに勧められて応募したのですが、まあならないだろうというのもあって、なってみて、ちょっとびっくりすることもありました。学校組織が大きいので、仕事も多岐に渡り、既に以下の内容を行っています。 小中学校と合同の学校内の発達グループの一つ「安全グループ」のリーダーをもう一人の先生とペアーで行っています。生徒が安全に安心して学校生活を送るために活動する大変重要なグループで、小中学校と連携して、インクルーシブで多様な学校を目指してきた...