2018年6月17日日曜日

カリキュラム変更!デジタル化とプログラミング

 今年のスウェーデンは、本当にいい天気が続いており、毎日快晴。雨が降ったのは数えるほどです。こんな年は、雨も恵みの雨で、降っても文句は出ないほどです。今日は夜夕立が来たので、花に水をやる必要がなくなりました。こんなに毎日外で過ごす夏も珍しいです。

 とりあえず、今日はスウェーデンの学校業界っていうものがあるとしたら、そこで、今年最も話題になった話から。それは、

カリキュラムの変更

デジタル化に対応できる子どもを育てるために

でしょうね。今の子どもたちは、デジタル化の進んだ社会に生まれ、デジタル化の波に乗って育ち、デジタル化が当たり前の社会で生きていくことになります。そのためには、そういった社会に対応できる子どもをそだてていく必要があります。その旨が、小学校から成人教育までのすべてのカリキュラムに盛り込まれました。移行期間が現在で、変更されたカリキュラムはこの秋から正式に適応されます。

 これに合わせて、今年度スウェーデンの学校でデジタル化とプログラミングを研修に取り入れた学校は大変多かったし、このテーマも多く開催されました。教育局のホームページには、様々なオンラインコースが用意されており、うちの学校も子多分に漏れず、このオンラインコースを行いました。

 今は2歳にもなれば、携帯で遊ぶし、デジタル化に対応した教育は大切であると思います。残念なのは、スウェーデンの学校あるあるで、教員に対する研修が不十分で、実際に現場でプログラミングまで教えられる先生は数少なく、見切り発車的な感じも受けます。私はプログラミング学ぶレベルの生徒を受け持っていないけれど、教えろといわれたら、慌てて勉強しないといけないので、大変です。デジタル化教育の一環でうちの学校でやったプロジェクトは、また明日にでも紹介します。

 では、また!



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