2017年1月21日土曜日

生徒アシスタントと先生アシスタント

 愛犬ヨッシーがぎっくり腰になり、驚きの週末です。フレンチブルドックには、よくあることらしいけど、突然泣き叫ぶお犬様にオロオロするばかりです。痛めどめを飲んで、食欲も戻り、あとは無理をしなければ良くなるはずなので、それを願うばかりです。

 ツイッターを覗いていると、スウェーデン、ついに1000万人に人口がなったようです。おめでとう、スウェーデン!そして、アメリカでは、トランプ大統領誕生しましたね。大統領の就任演説、ここまでしっかり聞いたの、初めてかも。。。アメリカの情勢にイギリスのEU脱退、世界情勢の不安定とグローバル化の歪みは、将来の不安を通り越してして、理解の範疇に無くなりつつあります。。。


 今年は日本週間できないのではと、知人に聞かれるくらいゴタゴタしている学校ですが、今年も日本週間します!まだまだ、ボランティア募集していますので、興味のある方は、ぜひ!詳細はこちらを。


 先日まで、冬休み中に書けなかった大学院の課題をこなしていました。母たちが来る前に仕上げようと思っていたのに、検査局の書類が舞い込み、ほぼ書き上げた!という時に、コミューンの担当者からさらなる質問が。。。そんなこんなで予定以上に時間がかかりました。今回の課題は、権力のプロセスと配分について。私は、自分の職場の中から、Elevassistent(生徒アシスタント)として働く人たちの権力プロセスと人生の選択について書きました。生徒アシスタントは、このブログでも何度か取り上げているけど、うちの学校では、私のような教員に生徒アシスタントが数名ついて、生徒の教育に当たっています。私には、現在4名のアシスタントがいて、その方達と一緒に日々の教育に当たっています。特別支援学校の場合、この生徒アシスタントが最もグループとしては大きくなります。

 生徒アシスタントになる人たちの多くは、女性です。フルタイムでも働けますが、学校のある時間に合わせて75%との場合も多く、労働時間も8時くらいから16時くらいと子供がいても働きやすい時間になっていることもあり、女性が大半を占めています。年齢層はばらつきがありますが、小学校などのアシスタントは若い人が多く、特別支援学校では、年齢が上がって来るように思います。学歴で見ると、高卒の方が多く、保育士さんや准看護師のような介護士系の資格をもった人もいます。大卒の人は少ないですが、幼稚園教諭などで少数ですがいます。

 生徒アシスタントの仕事は、明確な記述はどこにもなく、校長権限で採用が可能であり、校長がその学校に必要だと思う内容の仕事をすることになります。この不明確さが、低賃金、低地位の要因の一つであるように思います。不明確であればあるほど、キャリアを積むことも難しく、研修などの申請も難しくなります。生徒アシスタントは、教員との間にも力の差があり、そういった面から彼らの仕事をみていくことも重要であると思います。特別支援学校の生徒アシスタントは、教員が行う内容の仕事もかなり行うことになるので、(理由は1対1で行う授業を行う場合が多くあり、先生が自分で行うことは時間的に不可能であるし、日常の中に授業課題をちりばめてあるので、どうしてもアシスタントも教員と同じような知識が必要なって来るため。他の学校形態では、異なって来ます。)生徒アシスタントの地位を確立していくことは、生徒たちの能力を伸ばす上でも重要になって来ます。お給料が安く、すぐにアシスタントが辞めてしまうという事態は、子供にとってもよくないのです。


 そんな内容をいろんなセオリーを使って書いていくのですが、大変でした。なんとか合格もらえるといいけど。生徒アシスタントに加えて、ここ数年注目を浴びているのが先生のアシスタント。特別支援学校よりも小中学校などで取り入れられ始めている職業で、その名の通り、先生が行う内容をアシストします。出席確認をしたり、休み時間の監督に出たり、遠足の準備や引率、コピー取りなど、事務員をするような感じでしょうか。特に資格は必要ではないと思うのですが、(まだ資格もできていない新しい職業だし)子供が好きなことと柔軟性は強く求められる仕事であると思います。こうしたアシスタントといかに上手く付き合いながら、仕事を行うかは、きっとどの仕事についても同じなんだろうなあと思います。



2017年1月10日火曜日

2017年春学期開始

 あけましておめでとうございます。あっという間に年が明けて10日になろうとしています。仕事は昨日からで、初日は研修だったので、またまた、研修係としてなんとか乗り切ることができて、良いスタートを切ることができました。私が慌てたり、バタバタすると、みんなもバタバタするようなので、できる限り、どーんと構え、同僚たちと冬休みに何をしたかを話したりして、楽しかったです。研修も好評でよかった。生徒たちは明日からの登校なので、準備時間が少しあり、今年は楽です。

 冬の休暇を振り返ると、休みに入ったことはいいのですが、直前に学校検査局からメールが来て、資料を出すことになり、その資料作成に追われました。クリスマスでしたが、なんとか、母と甥っ子姪っ子が来る前に仕上げておこうと頑張りました。が、このため、大学の課題が仕上がらず。。。先生に提出を伸ばしてもらって、これから書き上げる予定ですが、ちょっと辛い。。。

 
 年末年始は、日本から甥っ子と姪っ子、母が来ていたので、北極圏までオーロラを見に行って来ました。クロスカントリーをやったり、ソリに乗ったりして昼間を過ごしました。私は怪我が怖くてやらなかったけど、子供達は、アルペンスキーの教室にも入り、冬を満喫しました。そして、母が見たかったオーロラは、3日目に見ることができました。ここまできて見れないのも寂しいので、見れて本当に良かったです。私たち、子どもがいない夫婦に子どもがいるってこんな感じかしらと思わせた2週間でしたが、あっという間に終わり、みんな帰ってしまい、ちょっと寂しいです。

 

 しかしながら、現実に引き戻され、日常が戻り、昨日の会議では、あれもこれもやらなくてはいけないことが頭に浮かび、そろそろ気を引き締めなければと思った次第です。今年は、と毎年書いていますが、週1のブログ更新を目指して頑張ります。今年もよろしくお願いします。