木曜日に終了式があり、今年度が終わりました。生徒たちは夏休みに入り、私も昨日はのんびり会議の日で、月曜日に一つ会議を終えたら、夏季休暇に入ります。今年度は、今まで働いてきた中で、最もカオスな年だったように思います。私は、2月に同僚を失ってから、なんとか走り続けて今学期を終わらせたけど、最後のほうは、息切れ状態でした。それでも、何年か前のように、スウェーデンで働くのはいやだーというような感情よりは、まだまだ学ぶことがたくさんあると思いながら、今年度を終えれたので、よしとしましょう。
スウェーデンといえば、これですって、何がって、感じですが、スウェーデンを知る人ならば知っていると思われる、組織替え。スウェーデンでは、システム変更、よくあります。うちのコミューン、学校もしかり。。。私は今の学校9年働いていますが、働き始めたときは、特別支援学校は一つの組織でした。数年たって、小学校と一緒の組織にされて、この秋から、また、特別支援学校だけの組織に戻されます。上が変わればとかそういうものでもなく、ほんとによくある、この組織替え。振り回される現場は大変です。😓この組織替えに伴い、校長選択なども滞り、どうなることかと思いましたが、何とか新しい校長先生が決まりました。そして、バタバタする中で、やっと小中学部の移転先も見つかりました。この一連の状況を見ていて、こうなるんだなーと、妙に感心してしまった私です。
それでも、昨年のようにバタバタいろいろ動き回るのではなく、それぞれの立場の人がそれぞれの仕事をするべきであるという姿勢でのぞむと、動かないところもあるけれど、何とかなるから不思議です。職員の愚痴も増えるし、不満も増えるけれど、それぞれが何とかしようと努力し始める感じです。それなりにうまく回っている時とは違い、誰から見ても、どうにもならないくらいカオスだと、不満がお互いに向かないというのもあるかとも。
今回の組織変更がどうなっていくのか、今後が興味深いです。新しい校長先生も楽しみだし。長らく、私を支えてきてくれた副校長が定年退職を迎えたことは大変感慨深く、泣けてきました。一緒に行った日本の姉妹校訪問を思い出します。人生とは移りゆくものであると感じた1年でした。
今年の夏の休暇は、結婚して初めて、一人で1か月日本に帰ります。落ち込んでいた私に、主人がくれた心の休暇なのだろうと思います。日本では久しぶりに友人たちと旅行をしたり、家族と一緒に過ごしたりするとともに、せっかくなので、(ここに私の性格が表れる)特別支援学校などを訪問をし、今一度日本の教育を勉強してこようと思っています。ここでもそんな様子を報告できればと思います。
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