2018年7月12日木曜日

もう一つのサッカーW杯 in Sweden

 サッカーワールドカップも、いよいよ終盤に入りました。サッカーは、あまり見ない私でも、友人たちにつられて、試合を見たくらい、日本もスウェーデンも盛り上がりました。でも、ワールドカップ、まだ終わりじゃないのです。と、教えてくれた友人に感謝です。ツイッター、フェイスブックでも書かせていただいたのですが、ブログでも、もちろん書きます。

 8月にスウェーデンで開催される「もう一つのW杯」とは、知的障がいがある選手たちによるサッカーの世界大会です。パラスポーツです。今年は、スウェーデン中部のバルムランド地方で行われます。

出場国と試合スケジュール

大会に参加する国:スウェーデン、ドイツ、アルゼンチン、フランス、サウジアラビア、ロシア、ポーランド、日本、南アフリカ

日本の試合スケジュール:
8月6日14時、対ポーランド戦、場所:Arvika
8月8日18時半、対サウジアラビア戦、場所:Kil
8月10日16時、対ロシア戦、場所:Karlstad
この後は、グループでの順位によって対戦相手や日時が決まってきて、決勝は18日14時半からです。

サッカーを支えに生きて

スウェーデンの特別支援教育の歴史を振り返ると、実用的なことを教えるところから始まり、今でもその歴史の跡が残っていると感じることが多くあります。生きていくために必要なことを中心に、繰り返し、丁寧に教える教育は無駄ではないと思います。ただ、特別支援教育に携わって長くなるにつれて、「一見すると、無駄だと思うようなことを教えることも意味があるのではないか。」と思うようになりました。それは、実用的ではないかもしれないけれど、生活を、人生を豊かにするのではないかと。それが何なのかは、その子一人一人によって異なり、それはきっと、自我の確立に重要な役割を果たすのではないかと。

このサッカーの大会に世界中から出場する選手たちは、ものすごい努力をし、サッカーを支えにつらい時も乗り越えてきた選手たちであると想像します。「障がいに負けずに」といった簡単な言葉では、決して表せない、彼らの姿を私も見に行きたいと思います。一人でも多くの方が見てくださるといいなあと思います。

詳しくは以下のサイトで見れます。

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