スウェーデンのSpecialpedagog、今週は何をしていた?スクリーニング、会議、生徒支援、学校訪問

  また1週間が過ぎました。本当に、あっという間です。新年度が始まってから、毎週のように思わぬ仕事が舞い込み、いろんな出来事があり、「今週は何をしていたんだろう」と振り返ってみると、いろんな仕事をしていたことに気が付きます。今週は、そんなSpecialpedagogの仕事を振り返ってみたいと思います。


算数スクリーニングに向けた準備

 今週のメインの仕事に、来週から始めたいと思っている算数のスクリーニングの準備があります。ストックホルムの公立学校は、現在一斉の算数のスクリーニングを行っており、多くの学校が参加しています。支援学校の方でも行うことになっており、私が勧めています。使用するIpadやパソコンの確認をしたり、予定しているプログラムがきちんとインストールされているか確認したりと、細かい仕事があります。

 こうした下準備がしっかりされていないと、実際にスクリーニングをするときに、子どもたちを待たせたり、やる気を失わせたりする原因になってしまいます。そのためこうした「準備」も大きな仕事の一つであると思っています。


スウェーデン語の読みのスクリーニングの準備

 並行して準備しているのが、スウェーデン語の読みのスクリーニングです。スウェーデンの基礎学校の低学年では、この時期スウェーデン語の読みがどのくらいできるかのスクリーニングが行われています。私の支援学校でも読みのスクリーニングを行うということで、その準備をもう一人の先生と進めています。

 こちらは、使う予定のスクリーニングの資料を見直したり、リストを作ったりと準備して、実際に行うのは、テーマの週間が終わった後になります。

 こうしたスクリーニングの結果を担任教諭に伝えながら、この1年の生徒たちの学びの方向性を見ていきます。


会議は予定通りにいかない

 今週も多くの会議に参加しました。副校長、先生のグループのリーダー、アシスタントのグループのリーダーとの会議、生徒の保護者と担任との会議、生徒の健康チームの会議など、様々な会議に参加しました。

 会議の中では、以前に聞いていた話と、実際の動きとの差が出たりと、「先に聞いていたら、うれしかった」と思うこともありました。

 学校というのは、たくさんの人が関わって動いている組織です。当然ながら、すべてのことが予定通り動くことはありません。こうしたことに、前はもっと、引っかかったのですが、最近は、「まあ、あるよね、今できることを進めていこう」とあまり気にしなくなりました。

 小さなことにこだわりすぎると、全体が見えず、次に進めなくなってしまいます。仕事が急に降ってくると大変ですが、やらなくていいということが分かれば、それはそれで気が楽でもあります。


日本から大学教授が来校

 金曜日には、日本から大学教授が2名、学校訪問をされました。研究の一環で、基礎学校の6歳児教育と2年生の授業見学、及び、インタビューをされました。私も一緒にじゅぎょ見学をし、インタビューの通訳をさせていただきました。

 同じ学校と行っても、普段は仕事をしており、基礎学校の授業を見ることはないので、興味深く、とても勉強になりました。


 Specialpedagogの仕事は、多岐にわたります。上記以外に、泣き続ける生徒の直接支援に入ったりと、学校を回りながら、職員の声を聴きながら、対応にあたっていきます。今週も、スクリーニングの準備から、会議、生徒への直接支援に学校訪問と行いました。どれも、別々の仕事のようにも見えますが、その中心にあるのは、常に

「子どもたちがよりよい学びと学校生活を送るためにはどうしたらいいか」

という思いです。

 こうしてSpecialpedagogの仕事を振り返ると自分が何をしたのか、そしてどんな役割を担っているのかが明確になってきます。

学校図書館の様子








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