2015年5月24日日曜日

学校検査局のインタビュー

 いよいよ数週間後に迫った日本の姉妹校訪問と卒業させる2名の生徒の準備、年度末の仕事と忙しくしています。そんな忙しい5月、うちの学校に学校検査局の訪問がありました。スウェーデンの学校では、たいてい5年に1回くらいの割合で、この学校検査局が回ってきて、ちゃんと学校運営がされているか検査されます。日本の教育委員会の主事訪問とかに似ていると思います。(今もやっているかとかは不明ですが。。。)今後は3年に1回となるようです。

 まず、何月くらいに来るかという話があり、その後、日にちが決まってきます。毎回、わざとかなと思うくらい、ぎりぎりにしかこの訪問の日程がわかりません。事前に提出する書類は山のようにあり、私が関わるのは生徒の個人年間発達計画表くらいで、普通に学校運営が行われていれば、提出書類に慌てる必要はありません。が、毎回、何かしらの書類が足りない。。。学校全体への訪問になるので、うちは、小学校3年までの学校が2校、それぞれに学童があり、特別支援学校は3つに分かれており、学童があるので、学校運営計画表一つとっても9?くらいあります。

 学校規模によりますが、私の働いているような小規模の特別支援学校の高等部は午後の授業見学と教員へのインタビューのみです。インタビューが可能な生徒がいる場合は、生徒へのインタビューなども入ります。私も授業を見せ、案内をして、インタビューを受けました。前回の訪問の時は大学に入っていたので、今回は、なんと初インタビュー。問題点も含めて、色々と話をしました。それぞれの先生の考え方もわかり、たのしかったです。

 小中学部の義務教育よりも緩やかになっている高等部は、質問内容もそれほど圧迫感なく、ゆるりと終わり、時間も早めに終わりました。さらに必要な書類の提出などがあれば、それを求められ、その後最終的な判断がくだされ、改善点などが提示されます。コミューンの学校運営の場合、責任はコミューンにあるので、最終的な改善点などはそっちに回されます。そして、またそれが降りてきて、改善点をいついつまでに直すようにとかいわれ、その改善方法や案、経過を報告したりします。

 今回はどんなところを指摘されるか興味があります。そういうところを直しながら、より良い学校にしていければと思います。



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