2014年6月19日木曜日

学校に満足している生徒と満足していない先生

先日の新聞に、スウェーデンの学校に関する新しいレポートが出ていました。それによると、スウェーデンは、学校に満足している生徒が他国に比べると多く、これに反して、満足していない先生も多いとあります。今回のレポートは、1995年からスウェーデンが関わってきた、40ほどの国際的な調査を比較した結果をまとめたものだそうです。

 この結果で特徴的だったのが、中学2年生の3人に2人が「友達から嫌な目にあったことは、まったくない、ほとんどない」と答えたことでした。これは、他の国と比べると、かなり高い数字だそうです。これに対して、クラスでの規律はスウェーデンはかなり低いとありました。

 これに加えて、先生たちの労働環境に対する意識では、先生という仕事に満足している教師は30%以下、「あまり満足していない」と先生は10%以上。45カ国を比べると、スウェーデンの教員よりも自分の仕事に満足していない国は、フランスのみ。
 
 教室の規律はあまりなく、教員が苦労していて、自分の仕事に満足していないと、生徒は満足するのか?!というのは冗談で、生徒の満足感は、スウェーデンの学校にある差別やいじめに対するプランなどがそれなりに機能して成果を上げているためかと思いました。また、教員の不満足は、ここ数年言われ続けている学校に対する不満と不信が関係しているようにも思います。ここまでメデイアでいろいろ取り上げられれば、なかなか自分の仕事は素晴らしいと誇らしげに思うことはできないのではないかと。

 スウェーデン、学校に対する生徒の満足度は、比較的良い印象があります。フィンランドは、逆なんですよね。けっこう、生徒が学校を嫌っているという話を聞きます。生徒も教師も満足して、生徒がしっかり学べる学校教育ってあるんでしょうか。不思議です。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントをありがとうございます。