2011年6月7日火曜日

教師のキャリア

教師がいかにキャリアを積むか

こんな話がのっていました。話の出所は教員組合です。

日本だと、いろいろあるんだろうけど、思いつくのは、大学院に入学するとか、交換でほかの地域にいくとか外国にいくとか、年をとれば、きっと、教育委員会にでてみたり、教頭や校長になったりとかするのかなあと想像しています。きっと研究もそれなりにしていないとだめかなあ。

で、話をこちらスウェーデンに移すと、あんまりないんですよね。そういうもの。きっと一番大きなキャリアを積むとなると、転職するしかないような。。。

このあたりを組合は、近年の教員離れの一要因としている。確かに、キャリア志向の強いこちらの女性が多く働く学校では、ある意味、5年程度をめどにみんな新たなことをしていくように思う。今の職場でも、長年養護学校の教員という人は実に少ない。多くの場合が、幼稚園や施設などほかのところで働き、その後キャリアとして、大学などで特殊教育を学び、今のところに移ってきたなんていうのが普通の感じ。

だから、今の職場の教員の中では私はもっとも若い。(教員の中であり、アシスタントの中には私よりも若い子がいます。)私の場合、日本の学位と免許をもってしてこっちの学校で働いているので、こっちの人よりも早い段階に方向性を見極めているためでもあります。スウェーデンでは、特殊教育関係の教員免許は、3年以上の実務経験がないととれないので、年齢が上がる傾向にあるのです。

また、このキャリアの方向性があいまいなために、多くのよい人材がほかの仕事に流れていたり、お給料の上昇に歯止めをかけていたりと多くの要因があるように私は思うのです。


で、組合が出してきた、教員のキャリアの積み方としては、(提案です。)
新卒の教員で教員免許を持っていない、新任研修期間の教員のお給料は、教員免許を有する教員の90%とされる。
学校で働く、教員免許を有しない教員のお給料は、教員免許を有する教員の70%とされる。
教員免許を有する現役教員は、たとえば、特別な教科責任を負う、教育実習生の担当教員となる、新任研修の新人教員の責任者となるなど、することにより、免許状を有する教員は、特別なタイトルをつける。(文部科学省から。)この場合、ほかの教員免許を有する教員より25%高いお給料とする。
そして、もっとも高いキャリアを持つ教員として、講師制度を取り入れる。これは今もあるけど、持っている人はすくないですね。この場合、いろんな研究グループに入るなど現在のもっとも有効な教育方法などを研究して広めていく役割があり、この場合は、お給料は50%多くなる。

ここまでが教員のキャリアの道である。これは、教員の場合であり、もちろん、校長になるなどのほかの道もあります。スウェーデンでは、各学校で募集があるので、それに応募して受かれば、校長になれます。日本で言う教頭クラスの役職もあります。
こんなかんじでしょうかねえ。

さて、この提案、どこまでとおるんだろうか。確かに教師のキャリアの道を確立することはいいことだと思うけど、どこまでが現実になるかはわからない。。。

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